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温泉ランキング上位の黒川温泉

黒川温泉は、全国人気温泉のランキングに必ずでてくる人気温泉地です。マスメディアなどでの温泉ランキングで日本一に選ばれたり、宿泊予約サイトなど各社のアンケートや口コミ評価ランキングでも、一位になったりしています。「黒川温泉(くろかわおんせん)」は、地域団体商標制度が導入された2006年10月27日にその第一弾として黒川温泉観光旅館協同組合が「地域ブランド」として登録しています。黒川温泉の所在地は、熊本県阿蘇郡南小国町にあるのですが、温泉ランキングにたびたび出てくるだけに、「南小国町」という地名より「黒川温泉」の方が名が高く、脚光を浴びています。
山深い筑後川の源流にある黒川温泉は、自然の美さの中に統一された町並みが、素朴な景観つくり出し、憧れの温泉地としてランキングで名を挙げる人も多いはずです。立ち昇る湯けむりが見える中、幾重にも分かれる小径を行くと、食事処やお土産店が軒を連ね、懐かしい看板が目に入って来ます。入湯手形を胸に掛けてカランコロンと浴衣姿でそぞろ歩く人々の姿が見えるのが黒川温泉街です。
黒川温泉は、ランキングに出てくるのですが、その泉質は硫黄泉、塩化物泉、硫酸塩泉で、温泉街の比較的浅い地層から80度〜98度の源泉が湧いています。 ランキングに出てくる黒川温泉の効能は、神経痛や筋肉痛、関節痛やリウマチ、腰痛や婦人病、高血圧や慢性消化器病などです。
温泉だけでなく黒川名物といえば「蕎麦」といわれるほどになりました。南小国町から阿蘇町にかけての国道212号の東側を並行するように走る町道を「そば街道」と言っていますので、黒川温泉に行ったら、ぜひお蕎麦も味わいたいものです。

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黒川温泉の先取り「露天風呂」

黒川温泉は温泉ランキングに必ずでてくる人気温泉地ですが、「露天風呂」が有名です。今でこそランキングに出てくる黒川温泉ですが、最初は山あいのひなびた湯治場でした。南小国温泉の一つとして黒川温泉は国民保養温泉地に指定されます。また、やまなみハイウェイが開通することにより、交通アクセスが改善され一時は盛り上がりを見せたのですが、客への魅力が薄れ、再び客足が遠のきます。 黒川温泉の老舗旅館「新明館」の後藤哲也氏は時代を見抜き、人々の「癒し」と「くつろぎ」を求めたいというニーズに、「露天風呂」と自然の美と言う形で答えました。今でこそ黒川温泉における露天風呂ブームの原点となった混浴露天風呂「岩戸風呂」や混浴洞窟風呂「穴風呂」、女性専用露天風呂「風の湯」などがありますが、最初は、旅館敷地内の山肌に向かって洞窟風呂造りすると同時に、樹を植えていきます。これがやがて評判を呼び新明館は盛況します。周り旅館主は特別の事例と捉えていたようです。1983年6月、「いこい旅館」が、女性専用露天風呂を開設し「美人の湯」として女性に評判になります。実は「いこい旅館」の婿養子が「新明館」の盛況を見て、後藤氏にアドバイスを求めたことによるものです。それ以後、各旅館に見習って露天風呂の開設しました。
温泉ランキングで人気の黒川温泉まで東京から電車で行く場合には、まず新幹線利用して約4時間52分で博多まで行き、JR鹿児島本線に乗換え特急で約1時間25分かかり熊本駅。ここからJR豊後本線乗換えで阿蘇駅まで行きます。阿蘇駅から九州産交バスの杖立温泉行きで小国ゆうステーション経由バス約30分で黒川温泉到着です。阿蘇駅から九州横断観光バス別府ゆきで黒川温泉までというものもあります。また、博多駅交通センターから黒川温泉まで西鉄の高速バスがあります。飛行機を利用する場合、熊本空港か福岡空港になり、黒川温泉までレンタカーかバスでの移動になります。

黒川温泉の「湯めぐり手形」

阿蘇山の北に位置する黒川温泉が、温泉ランキングに必ずでてくる人気温泉地になったのは、「湯めぐり手形」というヒットがあります。どこの温泉地も客を引き留め、リピーターを確保できるかが問題です。その温泉地のセールスポイントを考えることになりますが、黒川温泉のセールスポイントの候補として挙がったのが露天風呂と田舎情緒です。黒川温泉観光旅館協同組合で野沢温泉を視察し、外湯めぐりにヒントを得るのですが、一軒だけ露天風呂が作れない旅館のため、黒川温泉の「共生」を理念とした「湯めぐり」の発想が生まれます。1986年黒川温泉「入湯手形」をスタートしますが、見通しがあって始めたわけではなく、 全国的に秘湯ブームとなり次第に軌道に乗ってきます。黒川温泉の「入湯手形」は、一人1枚ずつ必要で手形1枚1200円です。利用回数は3回で、利用時間は午前8時30分から午後9時までです。購入した時に日付けをスタンプして、6ヶ月間が有効期限となります。
温泉ランキングで人気の黒川温泉の旅館は、20数軒ある温泉宿です。渓谷にあるので収容人数が最大60名の、こぢんまりとした和風旅館群です。旅館を拡張しようとしても、隣地に余裕がなく、別のところに別荘や隠れ家風につくることが多いため、温泉地としては上流側と下流側とに次第に区域が伸びている黒川温泉の温泉街です。
2000年8月にリニューアルオープンしたリゾート仕様旅館「湯峡の響き 優彩」は、入湯手形でも利用できる「やわらぎの湯場」や宿泊者専用の「まほろばの湯場」、貸切風呂も充実しています。露天風呂ブームの先取りの「山の宿 新明館」やその姉妹館「山あいの宿 山みず木」、「お宿 野の花」や「黒川荘」、美人の湯の「いこい旅館」や「旅館 奥の湯」、「やまびこ旅館」や「旅館山河」、「やすらぎの夢別荘 きらら」や「お宿 のし湯」などがあります。

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